教育方針・校訓

理事長メッセージ

理事長

学校法人聖和学園

理事長 鈴木 繁雄

学校法人聖和学園は、一宗一派に偏らない「慈悲」と「和」という仏教精神を建学の精神として、1930年(昭和5年)に吉田高等女学校として創立し、1948年(昭和23年)の学制改革にあわせ聖和学園と改称いたしました。爾来、地域の皆さまから多大なご協力を賜りながら、「和敬信愛」を園訓とし教育・研究の確かな歩みをすすめ、世に多くの有為な人材の輩出に努力してまいりました。21世紀に入り、わが国の教育環境は劇的に変化をしてきています。少子化、グローバル化の進展そして就労環境の変化を踏まえ、生きる力の育成、即ち「自ら学び考え、行動する力」を確実に育む教育の推進、新たな価値を創造する人材、グローバルな人材の養成が求められています。生涯教育の一環という観点からは、社会を生き抜くための力、自我の形成が必要とされてきています。

本学園は、幼稚園、高等学校そして短期大学を設置している総合教育機関として、今後ともこのような社会からの要請に応え、良質な教育・研究を進め、より優れた人材を育成することを使命として努めてまいります。

私は、これまで培ってきた建学の精神を基本とし、新しい時代に求められている教育を充実していくことが豊かな社会形成に寄与するものと確信をしています。仏教の教えに触れ生きる喜びと命の大切さを知る事こそが学びの原点であります。本学園での学びに加わり、学びのときを有意義に過ごしていただくことをお勧めいたします。